「私のワイン、世界で輝け」 山梨県の若き女性酒造家

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日本経済新聞で読んだ記事、「私のワイン、世界で輝け」

山梨県北杜市に自社農園を持つワイナリー「中央葡萄酒」醸造責任者、三沢彩奈さん。

 

山梨県で活躍している女性酒造家さんということで、

調べてみました。

 

「日本の誇る〈甲州ブドウ〉を世界へ広げたい」という気持ちから

三沢さんはワイン作りをしてきた祖父や父を見てフランス・ボルドー大学へ単身留学。その後南アフリカの大学院へ留学。世界のトップレベルのワイン醸造の技術を学んだそうです。

 

 

「畑の見回り、ブドウの収穫、樽(たる)やタンクの発酵度合いの確認。契約農家とのやりとり、海外からの訪問客への対応。そして仕込みに次ぐ仕込み――。繁忙期の秋は醸造所の床に寝袋を敷いて2-3時間の仮眠で乗り切る日々が続く。時間が惜しくて風呂は3日に1度、食事は1日1食のみ。この時期は体重が1カ月で3キロほど落ちる。」 (日経新聞

 

ワイン造りには時間も体力も必要不可欠。

睡眠時間も食事を摂る時間もゆっくりお風呂に入る時間もないなんて

私に耐えられるのかな。と思ってしまいました。しかし三沢さんは、

 

「世界のワイン市場を見て、
甲州〉はこのままではいずれ淘汰されてしまうかもしれないと感じたんです。
ワインは特にボーダーレスな飲みものだと思います。
地元の居酒屋だけで飲んでいただける地酒のような存在でずっといることは、
イメージできませんでした。
世界を回り、〈甲州〉の繊細な味わいは、ほかのワインにはない個性だと感じました。
甲州ワイン〉がどこまでいけるか確証があったわけではありませんが、
誰もやっていないことにチャレンジしたいと思う気持ちもありました」

 

 

三沢さんの努力が実を結び、<キュヴェ三澤 明野甲州 2013〉
ワインの業界で最も権威のあると言われる
デカンタ・ワールド・ワイン・アワーズ(ロンドン)〉
金賞・地域最高賞を受賞しました。

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甲州ワイン」と聞くとこのボトルが思い浮かぶくらい

有名なワインです。山梨県に住んでいる方は一度は目にしたことが

あると思います。

 

 

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今、三沢さんはイベントや海外でのワインの審査員もこなされているそうです。

 

ひとつの物にこだわりを持って進んでいく姿はとてもかっこいいですね!

三沢さんの姿を見て私も何かひとつのことをこだわって努力したいなと

思いました!